問題集の選び方について教えてほしい。
おすすめの問題集って何?
自分のレベルに合った問題集が知りたい。
そんなお悩みを解決します。
高校受験に合格するために自分の学習の定着度や実力を知るために問題集を購入する方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、本屋やネットショッピングにたくさんあって、どれを選べば良いのか分からない方が多いはず。
また、英語に関しては単語や文法、長文と様々なジャンルがあるので、迷う気持ちはよくわかります。
高校入試は中学生にとって一大イベントなので、絶対合格を勝ち取るために慎重に問題集を選びたいですよね。
そこで、今回の記事では、以下について解説します。
- 高校受験英語の問題集を選ぶ3つのポイント
- 【入門編】高校受験英語のおすすめの問題集3選
- 【基礎編】高校受験英語のおすすめの問題集4選
- 【標準編】高校受験英語のおすすめの問題集4選
- 【応用編】高校受験英語のおすすめの問題4選
ぜひ、自分に合った問題集を活用して、志望校の合格を目指しましょう!
高校受験英語の問題集を選ぶ3つのポイント
高校入試の対策において、どうやって問題集を選べば良いのでしょうか。
こちらでは、3つのポイントについて解説していきます。
- 特徴で選ぶ
- 受験校のレベルで選ぶ
- 購入時期で選ぶ
それぞれ詳細を見ていきましょう!
特徴で選ぶ
問題集と一言で言ってもそれぞれに特徴があり、主に以下が挙げられます。
- 解説が詳しい問題集
- イラストや図解のある問題集
解説が詳しい問題集
塾に行かないで、高校受験を考えている場合、解説の詳しい問題集がおすすめ。
また、解答部分の解説のボリュームが多いものなら、なおさら良いでしょう。その理由は、間違いなおしの際、つまづいた場所や理由が分からなければ学力は上がらないからです。
イラストや図解の付いた問題集
イラストや図解がある問題集は、視覚的にも学習しやすいため、かなりおすすめです。
特に、理科や社会などはイラストが高校受験の問題に使用されることも。
また、文章のみの解説よりも格段に理解しやすいのでぜひ検討してみてくださいね。
受験校のレベルで選ぶ
受験校の種類やレベルに合わせた問題集を選ぶことが大前提です。
公立と私立の英語試験では難易度が大きく異なることは、ぜひ覚えておきましょう。
中堅レベルの高校受験を狙うにあたって、あわよくばもっと上を狙えるようになるかもしれないという考えから難関受験用の問題集を選ぶのは禁物。
というのも英語学習はステップアップが大事だからです。
かなりの時間を割いて難問を解けたからといって、簡単な問題が解けるようになるわけではありません。レベル違いの問題集の使用はタイムロスに繋がります。
また、基本的な事項が定着していれば、難しい問題を解くための時間は短くなり、応用も利くというメリットも。
問題集選びはレベルに特に注意しましょう。
購入時期で選ぶ
購入するタイミングによって問題集の選び方が異なります。
- 参考書付きの問題集
- 重要事項に絞った問題集
参考書付きの問題集
中学1年生や2年生で問題集を買う場合、3年間の内容が1冊にまとまった参考書付きの問題集がおすすめ。定期テストの際にも使用できるだけでなく、3年生になってからも受験勉強のツールとして活用できます。
また、問題集だけでは習っていない問題は教えてもらうまで解けませんが、参考書付きの場合、解説を読んで解き進められます。
重要事項に絞った問題集
受験生として、購入するのであれば、重要項目に絞った問題集がおすすめです。
3年生の夏以降は、模擬試験の機会が増えてきます。そのため、問題集に取り組む時間がなかなか取れない方も多いはず。
限られた時間で出題可能性の高い問題に効率よく取り組めますよ。
【入門編】高校受験英語のおすすめの問題集3選
高校受験英語の入門編としてどのような問題集があるのでしょうか。
こちらでは、3冊について解説します。
- 中学英語をもう一度一つひとつわかりやすく
- 中学英語レベル別問題集:入門編
- 14日間スピード完成!高校入試 中学3年間の総復習 英語
それぞれ詳しく見ていきましょう。
中学英語をもう一度一つひとつわかりやすく
『ひとつひとつわかりやすく』シリーズの中学全学年の英語を1冊にまとめられたものです。
中学で学習するすべての文法項目を網羅していて、基礎の基礎からやさしく解説しています。
書き込み式のため、やさしい練習問題をたくさん解くことで、アウトプットし内容を定着できます。
中学英語を一から基礎固めするにはうってつけの問題集です。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
中学英語レベル別問題集:入門編
『中学英語レベル別問題集』の中で,最も基礎的なレベルに位置するのが入門編です。ここでは、高校入試の準備段階として中学1年や中学2年のレベルからの復習およびマスターしていきます。
どんな学習においても,基礎の部分が一番大事。少しでも抜けてしまっていると応用力を正しく積み重ねられません。
たとえ難関高校や英検準2級以上を目指す方であっても、英語が少しでも苦手と感じている場合、基礎レベルから勉強を始めると良いですよ。
入門編を終えた後には、公立高校入試や英検3級に対応できる程度の力が身につく未来が待っています。
14日間スピード完成!高校入試 中学3年間の総復習 英語
中学3年間の学習内容を14日間でおさらいできる問題集です。
夏休み以降に始める高校入試対策に最適の1冊で、1単元につき2つのステップから構成されています。
- 基礎問題
- 基礎力確認テスト
順序よく取り組みやすい問題集なのでぜひ検討してみてください。
【基礎編】高校受験英語のおすすめの問題集4選
高校受験英語において、基礎レベルは決して侮れません。
こちらでは、以下の4冊について解説します。
- やさしい中学英語
- 高校入試の基礎づくり英語
- 高校入試とってもすっきり英語
- 中学英語レベル別問題集:基礎編
それぞれ詳しく見ていきましょう。
やさしい中学英語
中学3年間の内容を先生と生徒たちの会話形式で分かりやすく解説されています。英語をはじめて学習する人でも、スラスラ読めてわかりやすい問題集です。
「ポイント」や「問題を解くコツ」などが書かれたわかりやすい紙面で、定期試験対策や学び直しには最適の問題集と言えます。また、高校入試対策まで網羅しているので、広範囲で使用可能です。
英語の学習が初めての方や苦手な方、学び直したい方のために、3年分の英語をやさしく解説し、しっかり理解できる問題集といっても過言ではありません。
高校入試の基礎づくり英語
この問題集は以下の4つのセクションから成り立っています。
- 基礎力チェック
- 基本事項の解説
- 練習問題
- 入試問題
順にステップアップすることで、学力が向上できますよ。
正答率の高い問題に正解することで、学習のモチベーションや合格への自信に繋げていけます。
高校入試とってもすっきり英語
「高校入試とってもすっきり英語」は基礎力を身につけるための問題集としては最適です。
1つの単元につき4ページのコンパクトな構成なのが特徴で、文法の基本ポイントを確認しながら練習ができます。
中学英語レベル別問題集:基礎編
一般に公立高校の英語の入試問題は、中学3年間の教科書で習う内容をベースとして出題されます。また、問題集自体も各都道府県の入試の英文より抜粋されています。
このレベルの問題が完全に解けるようになってくれば,公立高校の入試で高得点が狙えます。
問題集に付属しているものとして以下の通りです。
- 文法の重要例文
- 長文読解問題の本文を朗読したCD
実際の英文を聞くことでリスニング対策として活用できます。
高校入試対策もできて、将来にも役立つ本格的な英語力を身につけられるので、おすすめの問題集です。
【標準編】高校受験英語のおすすめ問題集4選
標準レベルの問題集には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
こちらでは以下の4つについて紹介します。
- 完全攻略 高校入試 3年間の総仕上げ 中学英語
- 高校入試とってもすっきり 英語長文
- 中学英語レベル別問題集:標準編
- 受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 英語
それぞれ詳しく見ていきましょう。
完全攻略 高校入試 3年間の総仕上げ 英語
「完全攻略 高校入試 3年間の総仕上げ 英語」は1つの単元につき3つの項目から成り立っています。
- 要点のまとめ
- 基本問題
- 実践テスト
要点のまとめはフルカラーで見やすく、分かりやすく説明されていて、重要事項を確認できる項目です。
基本問題では覚えるべきポイントおよび間違いやすいポイントを紹介した「ポイントチェック」というコーナーがあります。
実践テストでは、実際の入試問題を解くことで、その単元における頻出問題の練習が可能です。
他にも入試直前に役立つセクションが2つあります。
- 模擬テスト:入試に出されやすい問題を集めて作られた模擬試験
- 入試直前チェック:重要な文を赤シートで隠して覚えられる小冊子
中学3年間の内容を復習しつつ、入試対策を行いたいという方には、ぜひおすすめの問題集です。
高校入試とってもすっきり 英語長文
この問題集では、英語の長文を3つに分けられています。
- 短め
- やや長め
- 入試レベル
ステップアップしながら解けるため、無理なく学習できますよ。
この1冊で、長文に慣れたい方から入試レベルの問題を解きたい方まで対策できるのでおすすめです。
中学英語レベル別問題集:標準編
標準編では、主に私立高校の入試に実際に出題された英文を用いながら、きっちり対応できるだけの実力を養成します。
入試では、中学校の教科書の範囲を超えた問題が出される可能性が非常に高いです。そのため、基礎レベルだけでは物足りません。
難関私立高校入試の対策を始めたい方にとってはぜひともおすすめの問題集と言えますね。
受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 英語
各都道府県の教育委員会の発表による「設問別正答率データ」をもとに、受験生の50%以上が正解した問題を集めた1冊。
自分の弱点を発見し、穴を埋めるにはうってつけの問題集のため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
【応用編】高校受験英語のおすすめの問題集4選
応用レベルを鍛えるには以下の4つの問題集がおすすめです。
- 中学英語レベル別問題集:難関編
- 全国入試問題正解 英語
- 最高水準問題集 英語
- 高校入試正解分野別過去問 英語
それぞれ詳しく見ていきましょう。
中学英語レベル別問題集:難関編
シリーズ最高峰に位置する難関編では,最難関私立高校や国立高校レベルの問題を習熟することを目指します。
大学受験で見かけるようなレベルの問題が出題されることも。
レベル2までの問題集とレベル3の決定的な違いは以下の通りです。
- レベル2まで:項目別
- レベル3:形式別
実際の試験では、文法項目は単元ごとに出てくるわけではなくて、ランダムに出題されます。そのため,問題を見て問われている単元内容を見抜いていく訓練をしていくことが必要です。
このレベルでは様々な単元が登場する文法問題に挑戦し,本番への対応力を高められます。
全国入試問題正解 英語
毎年その年に実施された47都道府県の公立高校や主な国立・私立高校と高専の入試問題を収録した1冊です。
とにかく解きまくり実践力をつけたい方や公立高校入試を狙っている受験生にとっては必要な問題集と言っても過言ではありません。
最高水準問題集 英語
私立受験を視野に入れているのであれば「最高水準問題集 英語」がおすすめです。
難関校受験向けの問題集であり、高校入試の問題集であるものの大学受験レベルも選ばれています。
私立受験における必要な英語力か確かめる上で、真っ先に手に入れておくとよいでしょう。
高校入試正解分野別過去問 英語
公立高校の入試問題集の中でも、分野別に掲載しているのが特徴です。
そのため「文法が苦手」とか「長文が苦手」と言った方にはそれぞれ文法、長文の学習を中心に進められます。
自分の弱点とする分野が明確な方にとっては、効率的に学習できるので超おすすめです。
入試対策の1冊としてぜひ検討してみてください!
今回の記事では英語の高校入試におけるおすすめの問題集について紹介していきました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
コメント