【日商簿記検定3級】合格を勝ち取るためにおすすめの参考書・問題集9選

日商簿記

「簿記の勉強を始めたい!」

「試験に合格して、就職活動に活かしたい!」

そんな人にぜひおすすめの資格が日商簿記3級です。

3級を持っておくことで、企業の決算書を読んだり、お金の流れを理解したりすることができるようになります。

正しい勉強法で十分に合格可能な資格です。ただし、いざ学習しようとすると参考書や問題集のタイトルがどれも似ており、最終的にどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

その気持ち、よく分かります。私も実際に日商簿記3級を受験するとなった時にどの参考書・問題集を買えば良いのか迷って時間を浪費してしまった経験があります。

今回の記事では、日商簿記3級の学習においておすすめの参考書や問題集を紹介していきます!

私も、これから紹介する参考書や問題集を活用することで、合格を勝ち取ることができました!

ぜひ最後までお読みください!

1.日商簿記3級の参考書や問題集選びのポイント5選

日商簿記3級において、参考書や問題集を選ぶ際に5つのポイントが重要です。

順番に説明します。

 

1最新の出題範囲に対応しているか
2イラストや図が充実しているか
3簿記全体のイメージが掴みやすいか
4本試験レベルの問題が記載されているか
5解き方のテクニックが丁寧に説明されているか

1-1 最新の出題範囲に対応しているか

日商簿記3級の参考書や問題集を選ぶときにまず【最新の出題範囲に対応していること】が重要です。

出題範囲に関しては改訂されることがあります。3級の場合、内容が削られたり2級から下りてきたりすることが多いです。

以下の記事で2級について書いているので、ぜひ参考に読んでみてください。

過去の参考書や問題集を購入してしまうと、範囲が異なり、無駄な学習時間を費やしてしまいます。

 

最新の出題範囲に対応しているかを確認した上で購入しましょう!

1-2 イラストや図が充実しているか

2つ目の重要なポイントは【イラストや図が充実していること】です。

学習する際にイラストや図という視覚的に分かりやすくなっていることで学習のモチベーションをあげてくれます!

仮に、初めて簿記を学習するときに、長い文章だけが書かれている参考書だったら、学習のモチベーションが上がりますか?

答えはNOですよね。

日商簿記3級を学習される際はイラストや図が充実しているかを確認するようにしましょう!

1-3 簿記全体のイメージが掴みやすいか

3つ目のポイントは【簿記全体のイメージが掴みやすくなっていること】です。

3級は、小規模の株式会社が中心。日々どんな業務をしているか知らない方も多いと思います。具体的にイメージができているのとできていないのとでは、理解度に大きな違いが出てきます。

選ぶ際には、簿記全体のイメージが掴みやすいという点も考慮して参考書を選ぶ必要があります。

1-4 本試験レベルの問題が掲載されているか

4つ目のポイントは特に問題集についてですが、【本試験レベルの問題が掲載されていること】です。

最終の目標は試験に合格することになります。簿記の基礎を学習し続けていたとしても、それだけでは物足りません。本試験レベルの問題を解ける力が必要。

本試験レベルの問題が載っているものを選ぶことが重要です。

1-5 解き方のテクニックが丁寧に説明されているか

最後のポイントは、【解き方のテクニックが丁寧に説明されていること】です。

簿記検定は一種の試験ですので、高得点を取るためのテクニックが存在します。

合格を勝ち取るために解き方のテクニックが説明されているものだと学習しやすくなりますよね。

解き方のテクニックが丁寧に説明されていることは重要なポイントです。

2 日商簿記検定3級のおすすめの参考書・問題集9選

日商簿記3級のおすすめの参考書・問題集を9冊紹介していきます!

 

1 みんなが欲しかった簿記の教科書
2 みんなが欲しかった簿記の問題集
3 よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト日商簿記3級
4 よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング日商簿記3級
5 スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト+問題集
6 スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集
7 無敵の簿記3級 第○回直前まとめ
8 第○回をあてる直前予想
9 合格するための過去問題集

2-1 みんなが欲しかった簿記の教科書

 

私がおすすめする1冊目は【みんなが欲しかった簿記の教科書】です。

特徴は、カラー版になっており、初めて学習する方にとって分かりやすい参考書です。特にイラストや図解が充実しており、学習のきっかけを作ってくれる1冊。

この参考書には3つの項目があります!

①「これならわかる!!」
②「ひとこと」
③「基本問題」

順番に説明していきます。

①「これならわかる!!」

この項目は受験生がつまずきそうなポイントを丁寧に解説してくれている欄になります。受験生の「なぜ?」が一発で解決!

②「ひとこと」

単元の内容の補足説明をしてくれます。さらにその単元の理解を深めたい場合、確認すると良い箇所です。

③「基本問題」

最後に「基本問題」という項目です。これは、各単元の最後に内容をきっちりと理解できているかを確認するためのものになります。自分の理解度を試すために必要不可欠!

日商簿記3級の学習をする最初の参考書としてぜひおすすめの1冊になります!

2-2 みんなが欲しかった簿記の問題集

 

次におすすめするのは【みんなが欲しかった簿記の問題集】です。

特徴は、本試験レベルの問題からスタートしていること。参考書で内容をどれほどインプットしても、実際にアウトプットができなければ決して合格を勝ち取ることは不可能です。

問題パターンをマスターすることで合格するために必要な力を身につけられます!

本番と同形式の模擬試験が3回分収載されています。

この問題集は【みんなが欲しかった簿記の教科書】に対応しています。教科書のCHAPTERが問題集に書かれていますので、復習しやすくなっています。

ただ「もし、教科書に戻って復習している時間がない・・・」という人でも大丈夫です!安心してください!問題集にもきっちりとポイントをまとめてくれていますので、問題集のみで復習も可能!

日商簿記3級の問題を解く最初の問題集としておすすめの1冊になります!

2-3 よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト日商簿記3級

 

 

3冊目に紹介するのは【よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト】になります。

特徴として、豊富な情報量で、深く理解しやすいことです。この参考書は、【みんなが欲しかった簿記の教科書】とは異なり、取り組みにくい印象を受けてしまうかもしれません。

しかし、本書は各テーマの冒頭部分に学習範囲が示されているので、事前に学習範囲を知ることができます。また適宜、図解・表も示されており、学習内容が簡単に理解しやすいです。

さらに、学習論点のまとめが独立してまとめられてあります。

【よくわかる簿記シリーズ】は「基本例題」や「設例」があります。これ論点をきっちりと理解できているかを確認することができるようになっています。これらを活用することで、その論点の学習理解度のチェックが可能です!さらに「supplement」といって発展的な論点がまとめられています。
日商簿記2級や1級・税理士などのステップアップを意識している場合、この参考書は相性が良いといえます。その理由は、上位資格の知識が所々に記載されているからです。
日商簿記検定3級についてより深く理解したい・豊富な知識を入れてステップアップを考えている人にはぜひともおすすめの参考書になります。

2-4 よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング日商簿記3級

 

 

次におすすめするのは【よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング日商簿記3級】です。

特徴として、たくさんの問題を演習することができる点です。合格するために十分な問題数が収載されています。ガッツリと問題演習して、合格を勝ち取りたいという方にはぜひともおすすめしたい問題集となっています。

この問題集は先程、挙げた【よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト日商簿記3級】と対応しています。

たくさんの問題演習を行い、慣れておきたいという方にはおすすめの問題集となっています。

 

2-5 スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト+問題集

 

 

5冊目に紹介するのが【スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト+問題集】です。

 

このシリーズの特徴はネコのキャラクターでお馴染みの問題集!

また、イラストがふんだんに使用されています。そのため、日商簿記初学者の方にとっても学習に取り組みやすいです。ネコのキャラクターがストーリ仕立てで解説してくれているので、単元の内容がイメージしやすく理解もしやすくなっています。

 

スッキリわかるシリーズは、タイトルからも分かる通り、テキスト+問題集の一体型になっているのが他の問題集と違うところ!もし、参考書や問題集が別々だったら、参考書で内容をインプットしてもう分かった気になり問題を解かなくても大丈夫という気持ちが起きてしまいますよね。

しかし、このシリーズなら、内容を頭に入れた後、すぐに問題に取り掛かることが可能です。

したがって、学習した後にそのまま放置してしまう状態を防げます。

知識を入れた後、すぐに理解度を確認したいという方にはぜひともおすすめしたいです!

2-6 スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集

 

6冊目は、【スッキリとける日商簿記3級 過去+予想問題集】です。

最大の特徴は過去問と予想問題が一体化のテキストになっている点!

過去問と予想問題を同時に演習したければ、おすすめの1冊!

全部で9回分が収載されています。(内訳:過去問題6回分・予想問題3回分)

新論点や新傾向の問題が載っているので、新しい範囲が出てきても心配なし!

この問題集は、【スッキリわかる日商簿記3級 テキスト+問題集】と対応しています。

過去問や予想問題・新論点や新傾向問題の対策を一気にしてしまいたいという方にぜひおすすめしたい1冊となります。

2-7 無敵の簿記3級 第○回直前まとめ

 

 

7冊目に紹介するのが、敵の簿記3級 第○回直前まとめ】になります。

試験直前にはぜひともおすすめしたい1冊です。TACの各先生方による予想ランキングが見られます。この問題集は、大問ごとに対策することができるようになっています。さらにそれだけではありません、まず、「誌上講義」のページでは、受験生定番の疑問やつまづきポイントに付いてQ&Aの形式で丁寧に解説してくれています。ここは試験の直前に確認すると良いです。

なんといっても購入者限定で特典がついてくること!

1つは「プレミアム講義」という講義が受けられることです。

講義内容として4つのポイントが受講できます。

①次回検定の試験問題予想

②重要論点の講義

③本試験に向けての学習方法

④本試験の申し込み方法

を見ることができます。

試験直前の受験生にとっては、大変貴重な講義動画になっています。

絶対に見るようにしましょう!

もう1つは「ネコの手BOOK」です。これは別冊の付録になります。本試験前の過ごし方や持ち物が書かれていたり、次のページの「簿記3級のキホン」では、試験前に絶対に確認するべき重要事項が大問ごとにまとめてくれていたり、「直前暗記カード」で最終確認ができたりします。さらに「一発的中 予想問題」という名前で予想問題が付いてきます!

試験直前に対策をしたい方にはぜひともおすすめの問題集になります!

 

2-8 第○回をあてるTAC直前予想

 

 

8冊目に紹介するのが【第○回をあてるTAC直前予想】です。

【第○回をあてるTAC直前予想】は、本番直前期になると販売されるようになっています。こちらの問題集を購入されると4つの特典が付いてきます。4つの特典を紹介します。

以下、4つの特典です。

①「合格カレンダー」
②「繰り返しシート」
③「仕訳カード」
④「解き方レクチャー」
順番に説明していきます。
①合格カレンダー
1つ目は、「合格カレンダー」です。スケジュールの作成や実行は「合格カレンダー」が使えます。合格を勝ち取るためには計画的な学習が必要。その際に「合格カレンダー」があれば学習するのに便利!ぜひ使ってみてください!
②繰り返しシート
2つ目は、「繰り返しシート」です。ここには点数の記入ができるようになっています。3回目まで点数の記入ができます。1回だけで終わらずに何回も繰り返して解きたい方にはおすすめです。

③「仕訳カード」

3つ目は、「仕訳カード」です。簿記は仕訳を避けて通れません。特に最重要と言っても過言ではありません。簿記を制するには仕訳のマスターが必要不可欠です!

仕訳カードは問題が表の面にあり、解答が裏の面にあります。中学校や高校の時に英単語をカードを使って学習された方なら、英単語のカードをイメージしてもらえると分かりやすいのではないでしょうか。

おすすめの使い方は、カードを本体から取り外して、リング穴が開けられるようになっているので、それを開けてリングや紐で閉じて使う方法が良いです。通勤時間や通学時間など空き時間で暗記することができます。

④「解き方レクチャー」

最後に4つ目は、「解き方レクチャー」です。なんと予想問題に解説動画付き!

自分で一度解いてみて、解き方が分からなかった問題・間違えてしまった問題を視聴することによって解き方および間違えてしまった理由が分かるようになります。

 

こちらの問題集は第1予想〜第3予想・プラスワン予想の全4回分の模試が演習できるようになっています。さらに合格る(うかる)タイムラインという欄では、どの順序で問題を解いていけばよかったのかについて丁寧に解説してくれています。

試験の直前に予想問題を演習し、仕訳や問題の解き方などの最終確認をしたい方にはおすすめの問題集となっています。

2-9 合格するための過去問題集

 

 

最後に【合格するための過去問題集】を紹介します。

過去問対策にはこの1冊があれば十分に対応可能です。

特徴としては、以下の2部構成になっています

①第1部 TAC式 出題別攻略テクニック編
②第2部 出題回数別過去問題編

①第1部 TAC式 出題別攻略テクニック編

1つは、第1部 TAC式 出題別攻略テクニック編です。これは、大問別に攻略方法が記されています。第1部さえ見れば、問題攻略テクニックや解法の手順が一目瞭然で分かる構成です。同時に、どのくらい得点できれば合格するのかという合格ラインも確認することもできます。よって、学習の際の指標にすることが可能です。

②第2部 出題回数別過去問題編

もう1つは、第2部 出題回数別過去問題編です。これは回数別に12回分収載されているものになります。過去問演習においては、本番と同様に時間を計るだけではなくて、どのような順番で解いていくのかも演習中に考えると効果的に学習できます。「解答への道」で問題全体の講評及び回数別に平均合格率(全国)を記載してくれており、難易度を一目で確認が可能です。さらに、解く順番も示してくれていますので、問題を解くための戦略が立てられます。各大問で難易度が3段階でランク付けしてくれています。

以下の3段階でランク付けされています。

A:普通の問題
B:やや難しい問題
C:難問
各大問の点数を「チェック・リスト」(別冊)で集計が可能です。自分の点数を把握するためにぜひとも活用することをすすめます。過去問演習は最低でも2周は解いておくことがおすすめです。この問題集を第1部および第2部をきっちりと対策すれば試験直前や本番の際、恐れることは何もなく、安心して試験に臨むことができます。
過去問を演習したい方にとっては絶好の問題集になりますのでぜひおすすめしたいです!

3 最後に

今回の記事では日商簿記検定3級の合格を勝ち取るためにおすすめの参考書・問題集について紹介していきました。

日商簿記検定3級の受験をお考えの方は、今回紹介した参考書および問題集の購入をご検討いただき、ぜひ合格を勝ち取ってもらえればと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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