「TOEICで900点を取らないといけない」
「900点の取り方が分からない」
「おすすめの参考書や問題集が知りたい」
そんなお悩みを解決します。
900点は簡単に取れるものではありません。そこには、人一倍の努力が必要です。
このスコアが取得できれば、キャリアアップが見込めたり、引く手あまたの人材になれたりします。
では、どのような対策を打つ必要があるのでしょうか。
そこで、今回の記事では以下の項目について解説していきます。
- 難易度・レベル
- 社会的な評価
- 取得するためのポイント
- 効果的な解き方
- おすすめの参考書・問題集
ぜひ、900点突破を目指していきましょう!
TOEIC900点の難易度・レベル
TOEICで900点をとるのはどのくらい難しいのか気になるところですよね。
これを2つの要因で解説します。
- TOEIC900点の難易度
- TOEIC900点のレベル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
TOEIC900点の難易度
難易度については、以下のデータで確認してみましょう。
かなり高いことが伺えます。平均点から300点程度を上回る点数を取らないといけないので一筋縄ではいきません。
TOEIC900点のレベル
レベルについても確認してみましょう。受験勉強や語学留学などで英語をしっかり勉強してきた人の中では、TOEIC800点台保持者はそれほどめずらしくはないのが現状です。
実際、TOEIC公式ウェブサイトにて2020年1月の試験のスコア分布を見ると、800点台を取得した人は約12%いるのに対し、900点台はたったの約3.5%。英語が得意でない人たちの中でなら、800点台は充分に上級レベルです。
しかし、ライバルと差をつけて活躍する必要があるなら、900点を取っておきたいところ。
目標は以下の通りです。
- リスニングセクション︰450点
- リーディングセクション︰450点
それぞれの満点が495点であることから、ほとんどミスできない状態です。
CEFRと呼ばれるガイドラインと照らし合わせるとどのくらいなのでしょうか。
900点はC1レベルと言えるでしょう。それだけハイレベルスコアということです。このレベルは文部科学省によると「熟練した言語使用者」といえます。
(出典:文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表)
また、他の英語の資格に置きかえると以下のような感じ。
TOEFL:90〜110
IELTS:7.0
TOEIC900点の評価
このスコアが取れるとどのような評価が得られるのでしょうか。
こちらでは3つのシチュエーション別に解説します。
- 就職活動や転職活動
- 昇進や昇格
- 海外出張や海外赴任
それぞれ詳しく見ていきましょう。
就職活動や転職活動
TOEIC900点は受験生の中でも氷山の一角であるため、この点数が取得できれば、就職活動および転職活動で有利になることは間違いありません。
日本では約7割の企業で、新卒や中途社員の採用時にTOEICのスコアを参考にすることも。新卒社員に求められるスコアは、600~700点程度。業務で日常的に英語を使う航空会社や商社のような企業でも、TOEIC800点程度あれば問題ありません。
900点を取っていれば、他の応募者と差をつけることができます。もし海外の事業に関わる業務を担当したければ、自分の強みとして英語力をアピールする十分な材料と言っても良いでしょう。
企業から引っ張りだこなので、900点を取っておくとメリットが得られますよ。
昇進や昇格
会社で出世するにはTOEICスコアが必須の企業が存在するのも事実。
(出典:英語活用調査2019)
900点を取得しておけば、業種やポストに関係なく昇進や昇格できると言っても過言ではありません。
海外出張や海外赴任
海外を拠点に仕事するにあたってどのくらいの評価が得られるのでしょうか。
外資系企業では必要な語学力の指標としてTOEICスコアで900点を設定しているところも。このスコアをきっちりと取れていれば落とされることはまずないでしょう。
またTOEIC900点は非常に英語ができる人というイメージもつきやすいです。そのため、英語を使う希望部署に配属されたり、海外で仕事をするチャンスを得たという声も多くあります。
TOEIC900点を取るための5つのポイント
900点を取るためにはポイントをきっちりと押さえておく必要があります。
こちらでは6つについて解説します。
- 語彙力を身につける
- スピードを身につける
- タイムマネジメントを身につける
- 苦手なパートをなくす
- 問題文や選択肢を分析する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
語彙力を身につける
「大学入試レベルの英語力は習得できているはずなのに思うように点数が伸びない」という場合は、TOEICで頻出の単語のボキャブラリーが不足している可能性があります。
TOEICでは高校で学習するような英単語に出てこないフォーマルな単語も多く出題されることも。これらの単語は新しく覚えていくしか方法がありません。
700〜800点だと分からない単語があってもさほど大きなダメージにはなりません。一方900点を目指す場合、一つでも知らないものがあると命取りです。
TOEIC対策としてボキャブラリーを増やしておきましょう。
解くスピードを身につける
TOEICの試験では「最後まで解けなかった」という事態に陥りがち。
そこで必要なのが、問題を解くスピードです。
特にリーディングセクションでは、とにかく意識して、最後に全体を見直す10分を確保できるように対策しましょう。
英文を読むのに正確さも確かに大切ですが、あくまで情報処理能力を試す試験と考えると良いです。そのため、スムーズに問題を解いていくことが重要。
ぜひ、TOEICでは解くスピードを身につけていきましょう。
タイムマネジメントを身につける
TOEICの問題形式は固定されていて、各パートで問われる内容の把握が可能です。
これが、模試の活用が対策する上で欠かせないと言われる理由。
それぞれのパートにかける時間を知っておくことが大切。また、自身の苦手な箇所だと多くの時間を費やさないといけません。
TOEICを学習する上ではタイムマネジメントを身につけることが重要です。
苦手なパートをなくす
900点を超えるために苦手パートの克服が必要。
このスコア目指すとなると不正解は90点分までしか許されず、ほぼ完璧を目指さなければなりません。つまり、これは自分の苦手な問題も正解しなければならないことを意味します。
苦手と感じてしまう原因は主に2つのパターンが考えられます。
- 解いた問題数が少ないパターン
- 復習とトレーニングが足りていないパターン
解いた問題数が少ないパターン
TOEICで900点を達成したい場合は、とにかく演習量をこなしましょう。たくさん問題を解いていくうちに答え方や正解になる理由など理解できていきます。
人間誰しも経験がないものはなかなかできないことがほとんど。
復習とトレーニングが足りていないパターン
何事も勉強するときは復習やトレーニングは欠かせません。TOEICでも同じことが言えます。間違えた問題をそのままにしておくのではなくて、まず解説をきっちりと読むようにしましょう。
また、間違い直しやとき直しを行うことによって、自分の頭に定着していきます。
ぜひ、復習したり訓練をしたりするようにしましょう。
問題文や選択肢を分析する
リスニングに関しては「ひたすら問題を解いてるけど、正答率が上がらない」と悩んでいたり「リスニングパートが聞き取れていると思っていたのに低いスコアでがっかり」と悩んだりしている方は各パートの問題文や選択肢の分析がおすすめ。
また「リーディングパートは最後まで解けるが、正答率が低い」という方は、2つの原因が考えられます。
- 正確に聞き取れていない or 読めていない
- 言いかえやヒッカケ問題に気づけていない
漫然と問題を解いて答え合わせをするのは禁物。間違えた理由をきちんと分析しないことには、800~900点台の人を狙い撃ちするひっかけ問題で失点しつづけてしまいます。
答え合わせをする際には 言いかえ と キーワード を確認しましょう。
以下の記事でもリーディングについて書いています。参考に読んでみてください。
【セクション別】TOEIC900点を取るための勉強法
900点をとるにはどんな勉強をすればよいか気になっている方も多いはず。
こちらではセクション別で解説します。
- リスニングセクション
- リーディングセクション
それぞれ詳しく見ていきましょう。
リスニングセクション
リスニングを満点レベルまで伸ばすには、シャドーイング練習が最適です。
英語を英語のままで理解できるメリットがあります。即座に伸びやすいので、リスニングだけでなくリーディングのスコアにも良い影響を与えますよ。
TOEIC形式のものと、海外ドラマを混ぜてみると良いでしょう。音声は公式TOEIC L&R 問題集などをそのまま使えばいいです。また海外ドラマは900点を目指すレベルの方にとってちょうどいいい難易度のものが多いです。
楽しい内容を視聴することで、モチベーションが上がり、TOEIC900点を取るのは夢ではありませんよ!
リーディングセクション
読む力もTOEICでは超重要。文法問題と長文問題によって構成されています。
リーディングセクションで成績を伸ばすためには、単語や文法についてきっちりと分かっていなければなりません。英語学習では、基礎をおろそかにしてしまうのは禁物です。
単語に関しては暗記で乗り切れますが、文法の場合そうはいきません。きっちりと文型を理解したり、動詞の取る形を押さえたりする必要があります。
読む力を養うには、TOEIC900点とはいえ、特に文法の学習は大事です。
【パート別】TOEIC900点を取るための解き方
勉強法のみならず、解き方も気になっている方も多いことでしょう。
こちらでは、パート別に解説していきます。
- Part1
- Part2
- Part3・Part4
- Part5
- Part6
- Part7
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Part1
Part1は写真が描かれていて正しい文を選ぶ問題です。とても簡単なパートなので、ぜひ満点を取るつもりで解きましょう。
流れる英文は主語や動詞、目的語がそろっているので聞き取りやすいですよ。
以下の記事でもPart1対策について書いていますので参考に読んでみてくださいね。
Part2
このパートも全問正解しやすいパート。
難しい単語は使われない傾向にあるので、落ち着いてセリフを聴き取りましょう。
900点目標なら、全部を聴き取って正確に解答することが求められます。
コツとしては、普段からシャドーイング練習をして、英語を聴いて英語のまま瞬時に理解する力を養うことです。パート2は、一つ一つのセリフが短いです。
リスニングを練習する音源としてとても優れています。
選択肢を聴いていて「間違いなく正解の選択肢はこれ」と確信できれば、それ以外は聴かずに次の問題まで目を休ませて、頭をリフレッシュさせましょう。
そうすることで、最後まで集中力が続きやすいですよ。
Part2対策については以下の記事でも紹介していますので参考に読んでみてください。
Part3・Part4
この2つにおいては、比較的長めのリスニング問題で人数や形式の違いはあるものの、根本的に特に変わりはないため、対策が似ています。
パート1と2での全問正解が容易なので、900点の最初の勝負所はこのパート3と4。
合計69問のうち、間違えていいのは6問まで。不慮の聴き逃しでの失点を考えると、やはり全問正解するつもりでのぞまなければなりません。
解くコツは、Part3・Part4の両方において先読み以外で設問文を読まないこと。
アナウンスが流れ始めたら、設問文は読まずに聴くことに集中し、選択肢を縦に目でなぞります。
そして、正解の選択肢を見つけたらマークしましょう。アナウンスの聴き取りに全ての集中力を注ぐことがとにかく大事。
毎回、出題パターンがほぼ決まっています。
これらの設問文も例外ではなく、ほとんど似たようなものばかり。そのため、アナウンス中に設問を読んでも、正解率は上がりません。
正解のヒントの9割以上は、アナウンスと選択肢の中にあります。
Part5
30問中の24問は正解したいパートです。
文法に関しては、一度覚えてしまえば何度でも解けますが、語彙は、その単語や表現を知らなければ正解には辿り着けません。普段からTOEIC頻出単語を毎日覚えることで対処しましょう。
リーディングセクション全てに言えるコツですが、2秒考えて分かりそうにないと感じた問題は潔く捨てて、次の設問に進みましょう。
これを意識しておけば、解きやすい問題の取りこぼしが減り、スコアを上げられます。
Part6
パート5と似た性質の設問が出題されます。ただし、英語の文章を読む力があれば知らない単語を含む設問であっても、前後の流れから正解を予想できるので、パート5より解きやすいと言えます。
コツとしては、文章を読み始める前に、事前に把握することです。
これを特定するために見るべきは、問題文の書き出し。
Question 131-134 refer to the following ___.と問題の上部をチェックしなければなりません。
___の部分は回ごとに異なりますが、主に以下のパターンが多いです・
- e-mail︰メール
- letter︰手紙
- information︰情報
- notice︰メモや注意書き
この文章が何なのかをひと目で把握できます。
文章の種類がある程度わかったうえで読み始めると、内容の理解が早く、優位に問題に取りかかれますよ。
Part7
54問中44問以上正解できれば900点圏内のパート。
リーディングセクションでの腕の見せ所です。目安としては、TOEICの制限時間内に最後まで解き終えれば合格点。
必ず設問文を読んでから記事を読み始めることが重要。英語を読んで瞬時に意味を理解する能力が一番活きるパートです。そのため、普段からの学習で長文記事を1分でも速く読む練習をしていると、解きやすいですね。
また、なるべく設問と関係のない無駄な部分を読まずに解き進めること。リーディングセクションはとにかく時間の勝負です。そのため、浪費は許されません。「この周辺にヒントがありそうだ」といった感じで、問題を進めるようにしましょう。
【参考書編】TOEIC900点を目指すためにおすすめのテキスト2選
学習するために参考書が必要といっても過言ではありません。
こちらでは5つの参考書を厳選して紹介します。
- TOEIC L&R TEST 900点攻略完全パッケージ
- ◯ヶ月で攻略 TOEIC (R) L&R TEST 900点
それぞれ詳しく見ていきましょう。
TOEIC L&R TEST 900点攻略完全パッケージ
即戦力をアピールできる900点台を目指す方にとってはおすすめの参考書。
このテキストの以下の内容です。
- 攻略法講義
- トレーニング問題
- 発展問題
- 総仕上げのフルサイズ模試(200問)
ユニット1つにつき 20分~40分で取り組める分量で構成されています。そのため、なかなか時間が取れず忙しいビジネスパーソンにとってかなり取り組みやすいですよ。
900点を突破する上で差がつく問題を厳選しているので、効率的に学習を進められます。
◯カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点!
900点突破を実現する40日間の特訓プログラムで構成されています。具体的には週5日×8週間です。高負荷でアウトプット重視のトレーニングの積み重ねによって中級者や上級者のスコアの伸び悩みもこの1冊で解決。
たとえ上級者であっても、本番では、集中力が切れて一瞬音を聞き逃してしまったり、誤答を選んだりしてしまいがち。そのため900点は、全問正解するつもりで挑んでようやく届くとスコアです。
このテキストは次の3つの観点から、全問正解を目指す力を養成します。
- 音
- スピード
- 量
音
本番のテストでは、4カ国の英語が登場してくることがあります。そのため、聞き慣れないアクセントや音声現象に戸惑って、重要な情報を聞き逃すこともあり得ます。
問題を解くだけでなく、英語の「音」を体に染み込ませるツールとしておすすめです。
スピード
本番では制限時間内に200問を解く必要があります。正解の根拠を素早く見つける力もTOEICでは欠かせません。
学習メニューには、制限時間を設けた黙読、早口で音読する「タイムアタック」など、情報処理速度を上げるためのトレーニングも組み込まれています。
量
TOEICの傾向として部分的な情報の把握だけでは解けず、全体の文脈理解が求められる問題が増えています。
少しつまんで読むだけでは解けません。このテキストは長い英文や全文を読まないと解けない問題も詰め込まれています。
全部を理解した上で解答することを目指すための参考書として最適です。
【問題集編】TOEIC900点を目指すためにおすすめのテキスト4選
参考書と同じくらい必要なのが問題集です。
こちらでは4つの問題集について紹介します。
- TOEIC 公式問題集
- TOEIC L&R TEST パート1・2 特急難化対策ドリル
- TOEIC L&R TEST パート3・4特急Ⅱ実践トレーニング
-
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
それぞれ詳しく見ていきましょう。
TOEIC 公式問題集
TOEICで知名度が高く、お馴染みの問題集と言っても過言ではありません。テスト開発機関であるEducational Testing Service(ETS)が、実際のテストと同じプロセスで作成した問題を収録した ものです。
大半の受験者が取り組む問題集です。重要なのは何度も繰り返し解くこと。実際のテストと同じ形式で作られています。そのため、本番の問題パターンに慣れるまで徹底的に解くようにしましょう。
TOEIC L&R TEST パート1・2 特急難化対策ドリル
著者は森田鉄也先生です。名門の英語講師として知られており長年、東進ハイスクールで教鞭を取られていました。また、YouTubeで「Morite2 English Channel」を運営されているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
そのカリスマ講師の参考書でパート1とパート2に特化しています。これらの2つのパートは比較的短いリスニング形式です。そのため、900点を目指す方であれば得点に結びつきやすいですよ。
このテキストを使ってぜひスコアを伸ばしましょう。また、新形式問題で難化したリスニングパートに完全対応で、本番でも狙われやすい頻出の動詞や表現も収録。
これを持っておけばパート1とパート2の実践的な力を鍛えられます。
TOEIC L&R TEST パート3・4特急Ⅱ実践トレーニング
このテキストではパート3・4の対策が行えます。パート3はパート1・2の次に得点源としやすいところです。そのため、失点するのかなりもったいないこと。
パート1・2の対策が仕上がっており自信がある方は、このテキストでリスニングセクションの得点を上げるようにしていきましょう。
また、この本は「TOEIC L&R パート3・4特急実力養成ドリル」の続編という位置付けの本です。ただし、英語の基礎ができている上に900点を目標にする方は「TOEIC L&R TEST パート3・4特急II実践トレーニング」を用いて対策してもOK。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
「パート5・6に不安がある」という方はをこのテキストを使って対策すると良いですよ。これらの2つのパートで90%以上正答して、得点するために必要な内容を網羅しています。
単語をはじめとして、文法や読解知識も習得できるのでこのテキストを持っておいて損はありません。
パート5・6の失点で悩んでいる方は、ぜひこのテキストを購入して徹底的に対策することがおすすめです。
TOEIC900点を目指すためにおすすめのアプリ3選
TOEIC900点を取るためにはどのようなアプリがおすすめなのでしょうか。
こちらでは以下の3つについて紹介します。
- mikan TOEIC
- Listening for the TOEIC Test
- TOEIC TEST 実力判定 アプトレ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
mikan TOEIC
ボキャブラリーの対策におすすめのアプリと言っても過言ではありません。
間違った単語は繰り返し確認してくれるシステムです。そのため覚えた気になって飛ばすことがなくきっちりと暗記しきれます。効率的にチェックできるので、本番の試験前にサクッと見直しをすることもできて、かなり便利です。
Listening for the TOEIC® Test
TOEICリスニング対策に特化したアプリです。
パート1~パート4のリスニング問題の傾向を網羅しているので、もれなく演習できます。レベルは本番より少し難易度の高いものもあり、上級者向けです。
このアプリのポイントは問題量が豊富で、リスニング音源のスクリプトが付いていること。スクリプトがあるとしっかり復習できます。聞き取れなかった内容の確認だけでなく、繰り返し音声を聞いてシャドーイングもできるので、英語を聞き取る確実な力を付けられます。
TOEIC® TEST 実力判定 アプトレ
対策を進めていると、今の実力が気になることも。アプトレを使えば模試を受験しなくても、アプリで手軽にスコアを知れます。
このアプリでは各パートの簡略化された問題を解くと仮スコアが出ますが、取れないと危機感が生まれて勉強へのモチベーションの向上に繋がります。
学習パートは本番を想定した問題が豊富で、すべてのパートの問題演習ができます。毎日新しい問題が追加されます。そのため途中で飽きることなく、継続して使えるのもポイント。テストと学習を繰り返すことができますよ。
学習途中の実力を試したい人や、対策を開始する前に現在の実力を把握しておきたい方にとってはおすすめのアプリです。
この記事ではTOEIC900点の難易度やレベル、おすすめのテキストについて解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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